2008年9月13日

山小屋の裏にある今春に菌を打ったほだ木(ナメコ・シイタケ・ヒラタケ)
 朝いちばんに騒動が起きてしまい、朝めしを食うのを忘れていました。

山小屋に戻って清水に常時冷えている旨いモノといっしょに遅い朝食です。すみません朝から・・・

早朝から走ったせいか大盛りの牛丼が普通盛りほどになってしまいました。

会社の同僚から、”お前のHPは飲んでいるところばっかりだな!” なんて言われますが、パワーの源ですからご勘弁。

でも、しっかり酔いはさましてから帰りますからご心配なく!
山で歩きまわっている間リュックに入っていた吉牛。
カマキリの卵も久しぶりに見ました。
多分アイタケだと思いつつ写真だけ。
 私はずーっと毎年同じキノコしか採らないし、食べていませんでした。

それは、師匠がそうだからだと思います。  師匠の場合は過去によほどひどい思いをしたのか、ケツの穴が小さいのか知りませんが、自分が知っているキノコしか食べません。もちろんそれは山菜も同様です。旨いから食ってみろと言ってもダメです。

ほしいキノコが豊富に発生していれば眼にはいらないキノコでも、今回のように写真を撮って調べてみれば ”旨いキノコだったんだ〜” と言うこともあると気付きました。

今度はカメラだけでなく、身体をはって挑戦してみようかなぁ〜。
傘の直径は15Cmほどありました。

アイタケ

 食用にはなるようですが、そんなに沢山は採れないので撮影のみ。

カバイロツルタケ

 ムラサキ君の近くにはこんなシメジが。

               名は調べてもわからんかった!
 あーあ、  今日も収穫ねぇーな〜。

と、帰り道 ブナとナラが混じる平坦なところにまたまたムラサキシメジを見つけました。

すると、ここにもあった、あそこにもあった。

10本くらいはあったでしょうか、今までこんなに見たことはなかったのでうれしかったです。
なぜこの名が付いたか私はしりませんが、傘の裏はむらさきでした。

ウラムラサキ

 この様に食えないキノコの写真が多いということは、ほしいキノコがないと言うこと。

なんか今日は朝から良い事がなかったし、テンションが低いっす。

タマシロオニタケ

 このキノコはいつでも必ず見かけます。

写真のこれは紫かかった色をしていますが、紅色をしているのが多いですね(これに似ているキノコが沢山あるので別の種類かも)。

食用にはなるみたいです。でも傘が非常にもろくどう考えても旨そうとは思わないので、キノコ採りかけだしの頃は足でけっぽっていましたが、そんなことも今ではしなくなりました。 完全に無視!
いつもは無視するキノコです。

カワリハツ

 今朝の出来事で私は考え反省しました。

いくら自分しか知らないはずの場所でもキノコでも、そこをねらっているよそ者が必ずいる。
だからもっと大きくしてから採ろうなんて考えないで、見つけた獲物は全てGETしよう!  と。
 

 で、話変わって場所も変わって、上の写真は昨年ムキタケが沢山出る山にチャレンジしてみました。
ここはナラの木がいっぱいあるのでホウキタケも発生しているんじゃないかなぁ。
おっ、めずらしいキノコを発見!
ムラサキシメジは傘の裏もむらさき色なんです。 

ムラサキシメジ

 2008年9月の第2週、朝5時に目覚ましをかけ5時半出発。 いつもの道のりを走りながらいつものように ”今日はあそことあの場所に行って・・・” と、考えます。

で、今日は先週写真だけ撮って残してきたウスムラサキホウキタケをまずGETすることにしました。
車で山道を上りちょっと下ったところに山小屋があるので、そこで朝お決まりの御用をたしてから行こうと思っていると、私の縄張りに一台の車を発見!
そして知らないおやじが長くつを履いて山に入ろうとしているではないですか!!
偶然にも今日私が行こうとしている同じ場所に!
  ここの場所は私と師匠、そして86歳になった親戚のじいちゃんしか知らないはずなのに・・・  なんでよそ者がいるんだ!  ショック!!

そして山小屋で腰をかけながら・・・   あの場所は先週くまなく見たので大丈夫。でも残してきたホウキタケは絶対に採らせたくない!!           

 あのおやじが下から登るなら俺は上から目的地までダッショ!!  走った!走った!
口で呼吸すればいいものの、多分この時はかなりの鼻息をたてていたと思います。

そしてタッチの差で私が先にたどり着きました。 (向こうの方でガサガサと音が聞こえてた。)  はっはっはー!

でもキノコがな〜い!!   先週ちゃんとこの木の根元に発生していたホウキタケの幼菌を残しておいたのに・・・


                               ”やられた”