さあ、今回はしっかりした石窯を作るために、師匠の監修のもと泊まりがけで行ってきました。
今回のじいさんの目的は山小屋の草刈り(3日はかかる)で、私は時々アドバイスや知恵や力を借りて進める予定です。
なにせ石組みに関して、じいさんはプロ中のプロですから、かなりたのもしい存在です。
さー やるぞ!
師匠曰く、まず ”仮組み” をしてみろ!
そこで一人私は、炎天下に大汗をかきながら、そして丁度いい石を選びながらやってみました。
最後に屋根用の石を3本、平にのせれば大体の形はできあがりです。
全国的にはいろんなタイプの石窯を作っている人がいますけれど・・・、
私の場合は貧乏人らしく ”お金をかけない!” を第一の目標に、その材料の形をあまりくずさないで積み上げることにしたいのです。
そういう目で家の軒下を見てまわったら、丁度いい鉄板があるではありませんか!(20Kgあり重い)
それを窯の内部の、底の部分に使用することにしました。 つまりこの鉄板の大きさに合わせて作る事になります。
こんな感じで夕方作業を終え、いつもの様に温泉に焼き肉 etc・・・
(じいさんにいたずら書きはしませんが・・・)
カタチが出来てくると面白いっすね!! お楽しみのつづきはまた明日です。
基礎をブロックにすると見た目が悪いので、手頃な石を切断して使いました。
左奥の様に長い板を利用して水平をだしていきました(さすが師匠!)
私も思っていたことですが、仮組みを見た師匠も、鉄板までの高さがもう少しあればピザを焼くときに仕事し易いのでは! と言うことになりました。
そこで上の様に大きい石の下に基礎の部分をもうける事にしました。
”仮組み” を終え、草刈り中の師匠に見てもらったところ、 見事 ”OK!” のサインをもらいました。 石頭じいさん、ありがとよ!!
この日はかなり熱い日で、上から下まで汗でびっしょりでした。 喉もしょっちゅう乾いて、清水を何リットル飲んだかわかりません!
昼飯を食ってから午後部の始まりです。 さすがの師匠も炎天下の草刈りはかなりこたえるらしく、午後からはこちら手伝ってくれました。
前回集めた材料では完成させるには石が不足しているので(なるべくそのまま、加工しないで進めるため)、山小屋に行く途中にまた石捨て場に立ち寄り、今度は二人でやっと車の荷台に載せるくらいの大きく重い石を3本持ってきました。
それと石窯に梁の部分というか屋根にする材料も草の中から探しだしてきました。
これでほとんど組む事ができると思います。