今回のキノコの収穫量では全く満足しない師匠です。
そんな時は必ず他のものを採って来ます。
今回はアカミズナの葉っぱの先端の方に、3〜8粒ほど生っている実をゲットしてきました。
この実を塩漬けにして食べると、なかなかの珍味なんです。
カリカリの食感がよくて、これまたビールのつまみになります。
ブナハリタケの裏側はご覧の様になっているので、水分をかなり吸いこんでいるんですけど、最近雨が降らなかったせいで、今年はギュっと搾る必要はありませんでした。
数少ないミズナラの大木にかわいらしいキノコが発生していました。 マスタケの幼菌です。
魚のマスのような食感と味、まさに ”マスタケ”。
自分が命名するんだったら、”マスタケ” よりは、 ”シャケタケ” にするか、 ”シオビキタケ” か、迷うキノコです。
2011年9月17日、吾妻山でのきのこ採りに師匠と数年ぶりに行って来ました。
この山の標高は2000mぐらいで、生えている木の種類では、ナラの木は少しで9割がブナです。それから白樺が少しとトドマツ?みたいなのもあります。
発生しているキノコは ”ブナハリタケ” が主で、岩手の山とは違い、 ”ナメコ” は少ないですね。
今年も9月中旬だと言うのに残暑が厳しく、”秋のキノコ” はイメージできない日々がつづいていました。
それでも、2000m級の山では暦通りに秋になっているんですね。 キノコは立派に成長していましたよ。
またまたヒラタケ発見。
朝、7時ごろから山に入り約6時間が経ち、これが最後の目的木?です。
今までまわってきたルートで、昨年は大量にブナハリタケを収穫できたそうですが、2年続けては・・・ なかなか難しいものです。
この倒木も昨年はビッシリと発生していたとの事。 でも今年は意外にもウスヒラタケが群生しているではありませんか!?
同じ木にブナハリタケの菌とウスヒラタケの菌が同居している訳ですよね! なんか スゴッ!
このナメコもブナハリタケ同様、雨が少なくカラカラとしていました。
一瞬、クリタケ!? と思うくらいに・・・
時期的にはかなり早い発生のナメコちゃんでした。
普通ナメコは10月になってからなのに・・・
栽培ものと違い、天然もののナメコはやっぱり違います!
他のキノコよりも1ランク上って感じでなので、う れ し い。
私の前を常に歩いている師匠、道案内ありがとう。
自分はただ後をついて行くだけだから楽だけど、先頭の人は藪をかき分けたりしなければならないから、結構大変で疲れるんです!
こんな感じで歩いていると、足元にキノコがあるのに気が付かずにいた師匠でありました。
”おーいじいいさん! ナメコ出ているぞ!!”