2011年も楽しませてもらいました〜
数年前に大発生した ”ナラ枯れ” で、わたしの気持も枯れてしまいましたが、そのナラ枯れした木々に今年からキノコが発生し始めたみたいです。
夏に枯れた木にはキノコは発生しないと聞いていたので、キノコの期待は全くしていませんでした。
多分、カシノナガキクイムシがナラの木を食い荒らし、その木が枯れたのが多分秋ごろになったのでしょうね。
そうすると2012年もムキタケ、ナメコ、クリタケ等々、期待できるかもしれませんよ。
11月になれば、山はいつ雪が降ってもおかしくないし、ほとんどのキノコも終わりに近づいています。
晩秋に発生する ”ムキタケ” も、”クリタケ” も、最盛期は過ぎてしまい、
つい、「あと3日早かったらなぁ} と思う場面が多々あります。
でも味的には ”早生” より ”おく手” の方が断然旨いので、それはそれで食べごろのヤツを見つけた時はうれしいものです。
M,O君といっしょに来れば、彼はひねくれ者だから当然ここを見つけたでしょう!
でもこの日は私ひとりなのに、ここを見つけたと言う事は・・・ 私も??!!
2011年11月12日、この日がシーズン最後のきのこ採りになりました。
山の木々というのは、年中同じ姿をしているわけではなく、大きくい育つ木もあれば枯れ果てる木、そして冬の大雪で倒れる木もある・・・
私がきのこ採りにはまった頃に毎週通っていた山は、もうあの時の驚きを感じるほどの収穫はなくなり(倒木も古くなった)、ここ数年は師匠から教えてもらった ”ナラ林” に行くことが多くなりました。
それでも数年経てば同じことの繰り返し。また新しい山を開拓していかないと年々収穫は減っていくのです。
とは言っても年のせいか、なかなかチャレンジャーにはなれず、今回もいつもの場所になりました。
調子にのったいとみち君はここからテンションが上がり、いろいろ見てまわってきましたぜ。
生憎キノコにあたったのはこのナメコだけでしたけど・・・
いろんなキノコが発生しそうなナラの木もあったし、マイタケの出そうなミズナラの大木もあったし・・・ これはこれである意味収穫でした。
そしてそろそろ下山。
登って来た反対側を下山していると、あらまぁ、また発見!
それからちょっと進んだら・・・
この山に来てから数年、通るルートは大体毎回同じでした。
道路からすぐに山に入り、数百メートルがナラ林になっていて、小さな沢を超えたとたん今度はブナ林に変わります。
それもこのブナ林はまだ若くて細い木々なので、キノコなんて発生する訳がないので、この山に行った人はここでUターンしてくるはずです。
例年だったらここでUターンしてくるところですが・・・
今年はちょっと発想を変えて、「だれも行かないここから先にキノコの山が有るかもしれない!!??」 と。