お前はいつもにくめねぇ顔しているなぁ
2009年9月26日夕方〜 合宿後半
ナラの立木に群生しているナラタケを発見!
ここまでの収穫を背負って(私はリュックふたつ分、M,O君はひとつにいっぱい)、もうこれくらい採れればもう満足! と、下山している途中に、イヤなモノが眼中に入ってきました。
ナラの立木にお見事に群生しているナラタケでした。
なんでこんな時に・・・・(いつもはないくせに!)
折角重い荷物を背負って下山してきたばかりなのに、また荷物を降ろして採らなけれべばならないなんて!(贅沢な悩み!)
まずは今までゲットしたマイタケを山小屋付近まで運んでから、もう一度来ようか迷いましたが、自分的には同じ道を2往復するのがヒジョ〜にいやなので、荷物を置いて採り始めました。
食べ頃なナラタケちゃん
今年のナラタケの発生は最高でしたよ!
てな訳で、なんとか山小屋に到着! 一番ほっとして満足感を味わえる瞬間です
全く予想外の本日のマイタケです
ナラタケには ちっさなキノコ虫が沢山付いているので、早速 水の中に!
つづきまして古いマイタケは今日の内に虫だしをして湯がく事にしました
山小屋には ”山グッツ” が何でもそろっているので便利です
年とったの〜 じいさん! 腰が曲がっとるでー!
マイタケに火を通すとこんな感じになります その後は塩付漬けです(冬のために)
ナラタケを湯がけばご覧の通り! 盗まれた様に量が減ってしまいます
あれ!? いつの間に師匠がいるぞ〜
今回は師匠も加わり3人で来ていたんですよ。 山小屋で山仕事をしていてキノコ採りには行きませんでしたけどね。
ナラタケの虫出しにつづきまして今度は ”マイタケ その1” の番です。
この男ニコニコしながら ”ど〜んなもんだい!” みたいな自信に満ち溢れた顔をしていますけど、いったい何をしていると思いますか!?
聞いてみると、この棒はキノコ虫たちが流し台からよじ登るための ”はしご” なんだって。
この様にキノコを水の中に入れると、虫たちが苦しんで氷山状になったキノコの上に上がってきます。
普通はそれを水洗いするだけなのに、この男はキノコ虫たちの為に外への逃げ場を作ってあげたんだって。
・・・・・・・・・
さっさと仕事せー!!
”万が一、今日キノコの収穫があったなら山小屋に泊まって翌日も山へ行こう”
と前日から話し合っていたので、今夜はここで反省会をすることにしました。
まっ、泊まる準備は大体してきましたけれど、風呂にも入りたいし野菜も欲しかったので、車を15分ほど走らせて町の小さな温泉に入ってきました。
おせいじにもきれいとは言えない浴室、そして4人も入ればいっぱいになるくらいの小さな湯船でしたが、いや〜温ったまりましたよ。
いちにちの汗を流して超〜気持ちよかったっす。
それから買い物を済ませて山小屋に戻った頃には部屋の中は薄暗く、おニューの電気をつけました。(わっ 明る!)
何はともあれ、まずは例のものを ”プシュッ!”
くあ〜 たまらんですたい!
本日デナーのメニューは、羊肉の焼肉です。これもみんなと食べると旨いんだよなぁ。
じっと我慢の子であった!
車用のバッテリーライトです。 昨年までがウソの様に明るいっす!
そしてこの日、この三人しか味わえない ”天然マイタケ”
もちろん食い放題!
運よく山小屋にアルミホイルがあったので早速料理開始!
味付けは醤油と日本酒のみ!
それでは・・・いただきま〜す!
師匠が言っていました ”こんな旨いマイタケは初めてだ!” と
あまり飲めないくせにビールが減るのが早かったね
ビール、日本酒の次は焼酎でしょう マイタケ飽きた! 缶詰にするべ(バカもーん!)
いや〜食った食った! こんなにマイタケ食ったのは初めてだよ〜。
本当にこれは旨かったです!! エリンギ派のM,O君も絶賛してましたから・・・
こんな感じで反省会は夜中までつづきました 飲み会 最高!
そして翌朝・・・
6時ころ目覚めたときにはもうすでに師匠は朝ごはんの準備をしてくれていました。
お手製の ”かまど” からはもうすでに蒸気が噴き出して、旨そうなごはんが炊きあがりそうです。
朝めしを食べながら本日の作戦会議!
私たちはマイタケは満足したので今日は軽く別な山の散策をする事に。
一方、昨日の私たちの手柄に刺激されたのか、師匠は秘密の場所へ行ってみるって。(えっ!おれに秘密の木があったの!!)
ドクツルタケ
オオワライタケ
最初から毒きのこが登場すると言うことは・・・
はい その通り この山はハズレでした
スギヒラタケ
かなり古い(土化していた)木に発生していたスギワカイ
大きくて旨そう! でも採んないよ
合宿二日目、8時に出発してから山小屋に戻って来たのが11時前。 全然だめっすね! かと言ってこれから別な山に向かうのも気がのらないし・・・
こんなにキノコ的にロケーションが良い年に、もったいないと言えばもったいないっすど・・・ ふたりは350mLの缶を開けちゃった!
そして畳の上でゴロゴロしていると師匠が帰っ絵帰ってきました。
おっ、リュックがあるのに両手にはビニール袋を持っている。
きのこがダメでも手ぶらでは絶対に帰ってこない(ミズナ等を採ってくるから)師匠のことだから、今回もこのパターンだな。
あれ、なんかニコニコしているよ
自信ありげにリュックを開けると・・・
すげぇ ”クロフ” じゃん! 山で舞い踊って来たって!
マイタケ
さすが 師匠! でも秘密の場所って気になるな〜