アカアザタケ?

フサタケ

2009年9月20日 シルバーウイーク

 9月の中旬は私にとってはキノコの中休みの時期。

折角の連休だけど出ているキノコもこれと言ってないし・・・    

と思っていたら師匠から電話がきました。  ”また山小屋で餅つき大会をするからお前も行け!”  と。

春にもやりましたが、また親戚や昔の部落の仲間たち11人が集まり、ウスとキネで餅をついて楽しもうと言う訳です。
 山小屋に到着するや否や、師匠は池のそばに植えていた大根とカブ見ながらブツブツ言いだしました。

                                     ”またタヌキにやられた!”

以前からここにタヌキがいることは知っているらしく、苦労して植えた野菜を土から掘り起こして荒しているらしいのです。

すると・・・・・・・・・・・
 なななんと。  コンクリートの塊の下の隙間にタヌキがいるではありませんか! 本物を近くで見るのは初めて! すすごい!

カメラを向けて近づいても逃げる気配は感じられず、野生の動物が人なつこい訳もないし・・・どういう事になっているのか私にはわかりませんでした。

近づいてよーく見てみると何やら鎖らしきものを確認できました。
一体何したの!!??

 
 
実はいたずらが絶えないタヌキに対して、師匠は数日前罠を仕掛けておいたそうなのです。
運悪く罠にかかったのは小タヌキのようで、顔はほっそりとして家の玄関のタヌキの置き物とはちっとも似ていませんでした。

折角山に来たのですから私はキノコ山の様子を見に・・・

ナラタケ

カメラを向けるレベルではない発生ですが・・・ 今日はこんなもんでしょう!

カワリハツ

????

わかりそうで全くわかりませんでした  たまに見かけるけどなぁ  あしからず
多分そうだと思います (自分的にはどうでもいい)
ナメコのほだ木に生えたナラタケ よくある事!
ちょっと古すぎるなぁ   食えるところはあるかな?
 このほだ木は数年前にナメコをつけたものです。  ナメコの木なのにナラタケが発生するなんて奇妙です。でも過去にもこう言う事が何度もおきました。

わりと上質のナラタケが多いですね  内のばあちゃんが特に旨いって言っています。

もう1週間早かったらベストだったのに・・・・      ナラタケの出産予定日は当てるのが割と難しいんですよ。

ナラタケ

オオワライタケ

 ナラの木の根元に出ることが多いオー!ワライちゃん。  この場所には10年ほど言っているんですけどこのキノコを見つけたのは初めてでした。
いつもはもっと株になっているので・・・ これって本物!!??  一瞬疑ってしまいました。

根元からグッと引き抜いてみたら、柄はしっかりとした極上(?)の毒キノコでした。

ホコリタケ

これも古〜いナメコのほだ木に発生したものです
丁度いい食べ頃ですが・・・いまいち旨さに欠けるキノコです

**ハツ?

実に判定が難しいキノコ 食えないと思う
・・・・・・・   ノーコメント

ハナイグチ

わかり易く説明すれば・・・ ミイラ化したホウキタケ
このくらい大きさが一番旨いっす

スギヒラタケ

よくもまーこんな古木に何年も出るねぇ〜
お見事なご発生でございます でも誰も採らないよ
 このキノコは数年前に死亡者が出たと言う人気?者。

あれから毎年スーパーで見かけることはほとんどなくなり、すっかり ”地元の演歌歌手的存在” になってしまいました。

私的には昔から食べているし死にたくなったりはしませんが、内のサザエさんやフネさんが食べたくないと言うものですから、そんなに頑張らずに大きいところだけ一袋分だけゲットしてきました。(小さいヤツは石突き取りがひじょ〜に面倒くさい!)

ツキヨタケ

誤食No、1の毒キノコ  珍しくナラの倒木に発生していました

約2時間の山遊びを終え餅つき大会のメイン会場に戻ると・・・

敬老の日イブ、じいさんばあさんが大いに盛り上がっていました
年寄りは足が痛くてゴザに座るのは大変! 今回は椅子とテーブルを準備の師匠
客人をもてなす師匠夫婦、餅をちぎって雑煮へ
私の家ではあんこと雑煮にクルミをかけて食べます 味がマイルド!是非!