きのこ?合宿・・・その2 
 きのこ?合宿・・・その2 は、いよいよこの合宿メインイベントのキノコ探索です(きのこのささやきも随分インターナショナルになったものだなぁ)。

日本語が通じないアメリカだって(あまり関係ないけど)山が有って木々があれば絶対にキノコが発生しているはず!! と思いこんで今回のツアーを計画したいとみち夫婦ではありますが(勝手に私が思っていただけ)、現地の日本人ツーリスト(宮城県出身アメリカ在住34年)曰く、 ”ヨセミテにはキノコは発生しませんよ” だって・・・

                             ”いや、そんなはずはない! ただ見つけられないだけだ!”


ロサンジェルスからヨセミテまでは車で6時間です。 今回このツアー(オプショナル)に参加したのはシーズンオフと言うこともあって(5〜6月頃が主)、私達ふたりだけでした。 その甲斐あって車中ではツーリストの奥田さんと沢山お話しすることができ、あっという間の6時間でした。

そんでもってはじめに行った場所は、世界で一番大きい杉の木がある、 「マリポサグローブ」 と言うところです。

ヨセミテ国立公園  NO,1

ジャイアントセコイヤ

 時々テレビにも出てくる幹の周囲が30m以上にもなる世界最大の杉の木です。
(これは一番大きな木ではありませんが)

樹齢は2300年〜2700年でけっこう厚い皮に覆われていて、手のひらで叩いてみると、内のかあちゃんの腹と同じような低音がしました。

山火事があっても厚い皮のお陰で生き延びてきた凄いヤツです。
 自然に慣れている私でも、流石アメリカの自然はスケールが全く違って、 ”はぁ〜” 連続でした。

幾度の山火事にも耐えて、紀元前から生き続けている世界一の大木を見たからには、日本の木々なんてお話しになりませんでしたね。

あっ! どこかで以前見たキノコだ!! 
 どこかで見た事が有ると思ったら、数年前に初めて見つけた ”エゾハリタケ” とロケーションがぴったり!

こんなところまで釣り竿と鎌は持って来ていないので、ゲットはあきらめましたがこれはキノコじゃないよね。

でもどこかに、なんかキノコが発生していそうだぞ!!
 つづいて行ったところは、 「ハーフドーム」 が一望できる標高2199mの絶壁にある展望台です。

夕日があたる「ハーフドーム」はとってもすてきでしたよ。 
 「ハーフドーム」 とは8700万年前に氷河の浸食によって巨大な岩山がまふたつに割れたというところです。

「ジャイアントセコイヤ」 でため息、「ハーフドーム」 またまたため息。             人間なんてちっぽけなものだ・・・

ハーフドーム

普通の杉の木の上に何やらキノコの様なものが・・・
 「ハーフドーム」が一望できる教会で挙式をするカップル、ロマンチックじゃあーりませんか!
 あっ! と言う間に一日は終わりました・・・  はやっ!!
きのこ?合宿・・・その2へつづく 

ヨセミテ国立公園  NO,2


夕暮れ時のエルキャピタン(左)とブライダルベール滝(右)