2012年2月25日

 昨年冬、だいたい今頃かと思いますが・・・ 山小屋の軒が雪の重さで壊れたのです。 
今年ほどの大大雪ではありませんでしたけれど(それでも昨年は大雪でしたよ)、多分 ”垂木” がいたんでいたと思われます。(ほとんど古材だからしょうがない!)
で、屋根のトタンを敷いいてからは、垂木を交換するのは無理なので、右上写真の様に今冬は柱材で ”つっぱり” をかけたんです。

 2012年2月25日(土)、山小屋の様子を見に行ってきました。
今年の積雪はハンパなく多いっす! 昨年も大雪でしたが、今冬の雪は・・・ もっとすごいっす!!

平地でも相当積もったので、山はどうなっているのか?
今年のメンツは、じいさんと屋根の雪降しのために帰省させている、いとみちジュニアと、私の三人です。

積雪的には多い所で、だいたい2m位はありましたね。

雪降ろしを始めてから1時間経過した頃(軒からはみ出した分をやっと降ろしたくらい)、
じいさんが私に、「トイレの高窓から中に入って、昼飯の準備でもしていてくれ」 と、一言。

「いやだー!」 と、私。
「潰れたらどうするんだーっ! 俺は死にたくねー!!」
それほどまでの雪が、山小屋の上に積もっていたのです。

中に入ったのは、これから1時間半後でした。それでも普通の家だったら、潰れてもおかしくない雪の量ですよ。



かなり一生懸命に、3人で2時間半降ろしても、全体の半分になったかなぁ!? って感じ
軒からはみ出した雪をつっついている、いとみちジュニア 雪はかなり硬い!! 

 今日のスケジュールに ”屋根の雪降ろし作業” は入っていなかったんですけど、これくらい積もっていれば・・・
本日 ”メインの作業” になってしまいました。

雪国でない所でお住まいの方はわからないと思いますけれど、積雪が多ければ多いほど、地面に近いほど、雪はギュ〜〜〜っと詰まって、かなり硬いし、かなり重くなるのです(氷状態に近い)。
ここの雪の下の方は、幸い氷にはなっていなかったものの、相当絞まっていて、角スコップではなかなか歯がたたず、丸スコップでないとかなり力を入れてつっつかないと、刺ささらかったです。
見た感じ、3人で1時間もあれば、余裕で全部降ろせると思うでしょう!?
ところがどっこい!!

こちらの ”つっぱり” は、西側に2本、東側に3本してあります
北側の軒は ”つっかえ棒” がいっぱいしてあります
こちらはユニック、これでは雪囲いしなければ屋根潰れるわ!!
左側が北で、右側が南です すぐ北隣りに防雪林があるのに・・・
わおっ! しっかり積もっているじゃん!!
うわっ、全部真っ白けだ!  山小屋も潰れていない  なんか感動的!! 

約、30分後、山小屋に到着です  準備運動的には丁度よい距離ですね

ここの斜面は、昨年杉の木を伐採した(元部落の持ち山)ところ もう少しで到着だぞ〜
孫と、こうして冬山を登ることができて、幸せなじいさんです
先週は温かい日が数日あったので、雪が締まっています グー!
スコップはいつもの高所に準備されているけど、念のため2丁持って行きました
雪国に住んでいてもびっくりした積雪でした これは思い出にのこる経験をしたなぁ

 その後山小屋に入って昼飯を食べて、帰りは温泉に入って帰ってきました。      あ〜疲れた〜!


翌日、じいさんはまた、ひとりでここに来て、今度は山小屋の小屋の雪を降ろしました(おれたちは用事あって来れなかった)。
小屋に積もった雪は前日よりも1m位多くて(東側は杉の木の関係で多く積もるみたい)、かなりたまげたそうです。
3m近く積もっていたらしく、朝から夕方まで作業をしても、軒からはみ出した分と周りを1周だけしか降ろせなかったって。




                                〜信じられな〜い!!〜

屋根まであと約1m、ここからが硬くて・・・ 超〜〜〜〜大変!!
流石のじいさんも、こんなに積もった屋根の雪降ろしは初めてで、びっくり!

3人で、2時間半経過(休憩なし)〜〜

東側の積雪は・・・ これで3mちかくありますよ!!!
昨日まで晴天つづきだったのに、今日は天気がいまいちでした  ここら一面木がないので直線的に登って行けましたよ
ガードミラーを持っての記念撮影、こういうのあんまりないよね!!
途中、オレンジの物体が雪から顔をだしていました 壊れているぞ〜!
除雪されている道路はここまで。 カンジキ履いて、さぁ行くぞう!