2004年9月18日

 かなりの期待と気合いで望んだ今回のマイタケ採り。
びっくりしたり唖然としたりがっかりしたり鼻高々になったりといろんなドラマがあった1日でした。
今日は9月中旬だというのに気温が30℃もあり、いつもの倍は汗をかきました。首にまいていたタオルを2回、ジャーっと絞りましたから・・・

帰りの温泉の気持ちの良いこと。

 9月の3連休、今度はブナハリ採りだ、がんばるど〜!
本日の収穫。奥の方から採った順です。
ブナの大木の根元に出ていた、ササクレのないヒトヨタケ

ササクレヒトヨタケ?

質的にはなかなか良かったです
これは数年前に付けた栽培ものです

ブナハリタケ

 スーパーで1パック¥100のマイタケと天然物、さてどこが違うのでしょうか!?

お教えしましょう、それは食べた事の有る人は納得するとおもいますが 香りが全く違って強いんです。
それは食べるときにもわかりますが、食べた翌日も1日中楽しめます。

やっぱり香りが強いですから・・・ 
 半分枯れている様なミズナラの大木に発生するマイタケ。
これは珍しく切り株に出ていました、それに切り口にも。

この木はけっこう古いので今年で最後になるかもしれませんが、香りがかなり強く最高のマイタケでした。

フッフッフッ!  おれの勝ちだな!

マイタケの時期と重なるためあまり採らないスギワカイ

スギヒラタケ

 途中スギ林のなかでイタチタケを発見。 

イタチタケ

 本日メインのしろふの木。 自分の頭の中ではこの木辺りいちめんマイタケ林の様になっていたのですが、実際はこんなかんじ。
去年はこの木は不作だったので今年こそ、と期待は大きかったのに半分腐りかかったのが少し有るだけ。

袋を沢山持ってきたり、採った後のことをあまり心配すると逆に採れないのがキノコ。 クソー!


しろふはダメだったけれどその後は、かけふとくろふの木を見て回る事にしました。

何ヵ所かは2〜3日前に採った跡があり、その日ライバルも2人来ていた(車が2台あった)のですべてのマイタケを自分のものにするのは無理にしても、人が採った跡を見て回るのは気分が良いものではないっすね。

帰りの足はいつもより重く、疲れました。   あーあ 帰ろうっと。



 ”これも人生〜!” と、採れない事を自分に言い訳をしていつもは温泉に向かうところなのですが(そういう性格の自分がけっこう私は好きだ)
、なぜか今日は悔しい!

あまり期待はもてないけれど、車に戻ってからもう1ケ所だけ行くことにしました。
倒木と言ってもこれは枝、その隣には直径1m50cmはある元の木が。
 太いブナの倒木にツキヨタケがいっぱい。
 毎年誤食NO,3には入り込む毒キノコ。  これを見ればやっぱり採りたくなりますよねぇ。

漬ければ食べられると聞いた事がありますが、私はパス! そこまでしなくても食べなくてもいいっす。

ツキヨタケ

マイタケ

コケの部分はミズナラの大木の根元です
完全に大きくなっていないマイタケ

 ”今年はマイタケ大当たりの年に違いない” そう思った私はリュックに帯と袋を沢山詰め込んで出発。
いつもより気合が入っていましたね。(アニマル浜口ほどではありませんが)
 今日のメインは ”しろふ”(マイタケには大きく分けて3種類あり、しろふ、かけふ、くろふ、の順で発生する)。

私が知っているしろふの木に行く前に、くろふでも発生が遅い(10月中旬)木の近くを通るので一応そこをまわってみました。

えっ!! なんでこんなにも早いの!?  
 猛暑の夏も過ぎ少しづつ秋を感じるようになった今日この頃、キノコ採りに毎週行っていて身体で感じることは今年はキノコの発生がいつもの年よりも早いことです。
私がいつも採るキノコは9月の初めがウスムラサキホウキタケ、サクラシメジでその次のマイタケまでは約2週間ほど空くのですが、もう早くてマイタケを採った言う情報が・・・ それもかなりの量を。

と言っている内に師匠も3日前に山へ行ったらマーマーすごいマイタケ(しろふ)を採ってきました。 
その木は10年も発生しなかったらしいのですが1ケ所でリュックいっぱい分あったとか。今年は当りとしかも。
早速 お湯で湯がいたものをワサビ醤油でいただきましたが、シロフなのに香りがあって歯ごたえもグー! 箸が止まらず思わず腹がいっぱいになるくらい食べていました(なんと贅沢な・・・)。


9月の3連休はもちろん山に行くに決まっていますが、仲間の情報や師匠の話を聞いてまづは初日、マイタケ狙いにする事にしました。